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有害物質を排出せず、省エネ、低コスト

当社の熱分解炉は、廃棄物を完全無酸素条件下において外熱式で熱分解するため、ダイオキシン類を含めた有害物質が処理中の加熱ガス中は勿論の事、残渣である炭の中にも殆ど含まれません。

完全炭化
高温燃焼炉(1000℃)による高温炭化(内部温度500℃)の実現と原材料に適したヒートカーブで有機物の残らない良質炭が製造できます。

無煙化
乾留ガスは、活性炭処理又は燃焼室で燃焼し無煙化を実現します。

省エネルギー
乾留ガスを炭化熱源として利用することもできます。

材料の形状は自由
静置型の採用により、原材料の形状は連続炉と比べて自由度が大きく取れます。

低コスト
構造が簡単なため、イニシャルコストが比較的安く済みます。また、可動部がなく低メンテナンスコストです。

操作が簡単
材料の投入、取り出しはフォークリフトで行い、炉の運転はタッチパネル式の自動制御装置で操炉します。但し、被処理物の性状によって炭化条件が異なりますので、当然ゴミ質に応じ管理されることになります。尚、炭化処理後は翌朝までに、炭を取り出す温度(炉内が常温になるまで)に達するよう冷却装置が自動的に作動いたしますので、毎日の炭化作業が可能です。

熱分解炉のしくみ

被処理物を炭化ボックス(金属製)に充填し、扉を閉めることで完全に気体・液体がシールできる構造となっています。この炭化ボックスを外から加熱することで、ボックス温度が400℃前後に達すると、被処理物の水分の蒸発が完了し、その後に乾留ガスが揮発します。このガスは活性炭処理又は燃焼室で燃焼します。 燃焼時には乾留ガスの発生量に応じた量の乾留ガス燃焼用エアが、ブロアより供給され、これはインバータ制御で自動的にコントロールされます。全てのコントロールはタッチパネル式の制御盤によって行われ、設定値の決定後は熱分解から冷却まで完全自動運転できます。

なぜダイオキシン、煤塵が発生しないのか

燃焼室の温度は常に800℃以上を維持しています。ダイオキシンが発生しにくい温度領域で、乾留ガスが完全燃焼するのでダイオキシン類測定値は極めて低い濃度で維持されます。
また、バッチ式の特徴でもある被処理物を回転または反転することなく停止状態で熱分解を行うという構造から、ダイオキシンの発生の一因である煤塵、飛灰等の濃度は極めて低い濃度です。冷却も間接的に行われ、被処理物は静止状態で維持されます。よって、常に排出基準以下の排ガス組成を保証することができます。